Netflix『地獄に堕ちるわよ』、見てますか?
占い師・細木数子さんの波乱すぎる半生を描いたこのドラマ、私もすっかり沼にハマっているんですが、その中でも特に気になる人物がいまして。
不動産会社の社長として登場する、須藤豊(すどう・ゆたか)という男。
演じているのが中島歩さんなんですが、これがもう……危ないくらいかっこいい(笑)。
「騙されたくないけど、なんか信じてしまいそう」というリアルな怖さと、昭和の男のフェロモンが入り混じったキャラクターで、SNSでもかなり話題になっています。
でも気になるのは見た目だけじゃなくて、この須藤豊という人物、実在の誰かがモデルになっているの?という疑問も湧いてくるんですよね。
調べてみたら、結構いろんなことが分かりました。
この記事では、須藤豊のモデルや元ネタ、そして中島歩さんの魅力まで、まるっとお届けします!
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須藤豊は実在する?ドラマ内での役どころをおさらい
まず「須藤豊って何者?」というところから整理しておきますね。
ドラマを見ていない方や、まだ序盤しか見ていない方のために、ざっくりとおさらいしていきます。
登場は第3話、不動産会社社長として細木数子に近づく男
須藤豊が登場するのは第3話。
細木数子(演・戸田恵梨香さん)が自分のクラブを切り盛りしていた頃に、客としてふらっと現れる不動産会社の社長です。
最初のうちは「お金払いのいいいいお客さん」という印象。
細木から少額の借金をして、きっちり返す……ということを繰り返し、じわじわと信頼関係を積み上げていくんですよね。
この手口、怖くないですか?
100万円から1000万円へと、返済しながら額を増やしていく。
まるで「私は信頼できる人間です」という実績を意図的に積んでいるみたいで、ゾワッとします。
最終的には、共同でナイトクラブの経営を持ちかけ、細木が自宅を担保に入れてまで資金を作った矢先、すべてを持ち逃げして姿をくらますんです。
鬼か。(本当に)
須藤の裏にいた滝口組・滝口宗次郎との関係
実は須藤、ただの詐欺師じゃないんですよね。
その裏には、滝口組組長・滝口宗次郎(演・杉本哲太さん)という人物の存在があります。
須藤を使って数子に多額の借金を背負わせ、自分の傘下に置くのが目的だった……という、二段構えのえげつなさ。
須藤は「使われた側」でもあり「使った側」でもある、複雑なポジションにいるんです。
それが中島歩さんの表情の奥に透けて見える「弱さ」につながっている気もして、個人的にはそこがまた怖くてハマる(笑)。
須藤豊のモデル・元ネタはいたの?首藤守という人物に迫る
ここが一番気になるところですよね。
「この話、どこまで本当なの?」という疑問、私もドラマを見ながらずっと頭の中にあって、いろいろ調べてみました。
実在の参考文献は溝口敦のルポルタージュ『魔女の履歴書』
ドラマの冒頭には「この物語は事実に基づいた虚構である」というテロップが入ります。
つまり「完全な実話ではないよ」という前置きがある作品なんですよね。
ただ、本作の参考文献として知られているのが、溝口敦さんによるノンフィクション本『魔女の履歴書』。
この本の中に、須藤豊のモデルとされる人物の記述があるようです。
その人物の名前は、首藤守(しゅとう・まもる)。
本名は「佐藤」という姓らしく、下の名前は不明とのこと。
公式には「須藤豊のモデルは首藤守です」とドラマ側が発表しているわけではありません。
あくまで参考文献に書かれた内容から「これがモデルでは」と読み取られている状態です。
その点は頭に入れておくといいかもしれません。
世田谷の不動産屋・首藤が使った信頼の積み上げ方
ルポルタージュの記述によると、首藤守は世田谷方面で不動産屋を経営していたとされる人物。
細木さんの店に通いながら、最初はわざと無視して興味を引くという手法を使っていたといいます。
……えっ、それもう完全に「クソ男の教科書」じゃないですか(笑)。
関心を引いたあとは、少額の貸し借りと返済を繰り返して信頼を積み上げ、「赤坂でサパークラブを開かないか」と持ちかけます。
細木さんは首藤を社長・自分をオーナーとして店の立ち上げを決め、自宅を担保に銀行から5000万円を借り入れました。
開店から3か月ほど経ったある日、細木さんが休暇で韓国に行っている間に、首藤は銀行口座の売上全額を引き出して行方をくらましてしまいます。
そして首藤は、「銀座警察」と呼ばれた裏社会のグループとつながった詐欺師だったことが後に判明。
ドラマの「滝口組」との関係性は、この実話の構造に重なってくるわけです。
なるほど、この部分はかなりリアルに描かれているんですね。
細木数子が実際に経験した「騙されて借金地獄」の話
ドラマを見ていると、「借金10億円」という数字がインパクト大で登場しますよね。
でも実際のところ、本当にそんな額だったのか……?
調べてみると、もう少しリアルな温度感が見えてきます。
赤坂のサパークラブ開業で背負った5000万円の担保
先ほどのルポルタージュの記述では、細木さんが自宅を担保に借り入れた額は5000万円。
ところが首藤に逃げられた後、店の工事費用や従業員の給料が払えなくなり、借金は雪だるまのように膨らんでいったとされています。
実際のエピソードをもう少し掘り下げると、細木さんの自著『女の履歴書』(1985年)には「10億から13億の借金を抱えた」と書かれているんです。
一方で、調査報道や当時の資料から「実態は1億円程度ではなかったか」とも言われています。
細木さん自身が2005年の週刊ポストのインタビューで語った言葉が、かなりリアルで。
「32歳の時だね。男に騙されて、気づいたら10億を超える借金。詐欺師だったんだよ、そいつが。しょうがないよ、だってアタシも天狗になってたんだから」
……この言葉、なんか刺さりませんか?
自分を責めながらも、ちゃんと自己分析できている。
この経験が、後の「人を見抜く力」につながっていったんだろうなと感じます。
実際の借金額は10億?それとも1億円規模だったの?
「10億」と「1億」で桁が一つ違うので、どっちなの!って気になりますよね(笑)。
正確な金額は現在も特定されていませんが、細木さん本人が「10億超え」と語っていたのは事実。
ただし細木さんはほかの出来事でも年齢をサバ読みしていたことが指摘されており、数字の誇張があった可能性も否定できないようです。
いずれにしても、当時32歳の女性が背負うには尋常じゃない額だったことは間違いない。
しかもその状況の中で、部屋の前で見張りをしていた借金取りにお茶を出していたというエピソードが伝わっています。
「誠意だけはあった」という細木さんらしさが、この時期から滲み出ているような気がして、なんか泣けてくる(笑)。
须藤豊を演じる中島歩がかっこよすぎると話題になった理由
もうね、これは書かずにはいられない(笑)。
SNSを見ると「かっこよすぎる」「危険な色気がやばい」「自分なら絶対騙される」という声があふれていて、分かる、全部分かる!という感じなんです。
中島歩さんが演じる須藤豊は、怪しいのに最初は怪しく見えない。
184cmの長身から醸し出す落ち着いた存在感と、低くて渋い声。
タバコをくゆらせる姿がまた昭和の男そのもので、なんとも言えない引力があるんですよね。
Xでは「あぶ刑事の時の舘ひろしさんのようなルックスに、竹野内豊さんボイス」という表現が出回っていて、これが絶妙なんです!
実は中島歩さんは以前から「声が竹野内豊さんに似ている」と言われていて、朝ドラ『あんぱん』(2025年)出演時にもXで「竹野内豊さんとそっくり」「渋い」と話題になっていました。
低音でゆっくりと話す声の質感、たしかによく似ている。
あの昭和の色男を感じさせるトーンが、須藤豊というキャラクターにこれ以上ないくらいハマっていると感じます。
中島歩さん自身も、役作りについて「カッコつけながら弱いところも見せることで相手を惑わせる存在」を意識したと語っています。
それが画面からちゃんと伝わってくるから、見ている側が「なんか心配、でもなんか惹かれる」という複雑な気持ちになるんでしょうね。
中島歩のプロフィールと最近の活躍
須藤豊の印象が強烈すぎて「中島歩さん、もっと知りたい!」となった方も多いはず。
簡単にプロフィールをご紹介します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 生年月日 | 1988年10月7日(37歳/2026年5月7日時点) |
| 出身地 | 宮城県 |
| 身長 | 184cm |
| 所属 | テンカラット |
| 趣味 | 落語・釣り・写真・ギター |
| デビュー | 2013年・舞台『黒蜥蜴』(美輪明宏演出) |
大学在学中はモデルをしていましたが、「俳優になるための足がかり」として始めたそう。
2014年のNHK朝ドラ『花子とアン』で仲間由紀恵さん演じる蓮子の駆け落ち相手・宮本龍一役を演じて、一気に知名度が上がりました。
その後は映画・ドラマで幅広く活躍し、2021年にはベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞した濱口竜介監督の映画『偶然と想像』への出演も話題になりました。
ちなみに国木田独歩(明治時代の小説家)の玄孫(やしゃご)、つまりひいひい孫にあたります。
名前の「歩」も高祖父である国木田独歩の筆名にちなんで付けられたとか。
……えっ、それもうロマンしかないですやん(笑)。
2026年は本作に加え、NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』では浅井長政役も担当。
さらに是枝裕和監督の映画『箱の中の羊』が第79回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品されるなど、今まさに旬の俳優さんです。
須藤豊は細木数子の人生にどんな意味をもたらしたのか
最後に、少し踏み込んだことを書いてみたいんですが。
須藤豊って、物語の中では「悪者」として登場します。
でも私がドラマを見ていて思ったのは、須藤の存在がなければ今の細木数子はなかったんじゃないか、ということなんですよね。
須藤に騙されて「生き地獄」を経験した32歳の細木数子が、その後に選んだのが「六星占術」の研究。
身動きが取れない部屋の中で、自分を知るために占いの本を読み始めたのが、後に1億冊以上売れる著作につながっていくわけです。
信じた相手に裏切られて「人を疑うことを知った」からこそ、人を見抜く能力が磨かれていったとも言えます。
他の多くのサイトでは「須藤は悪役」という視点がほとんどですが、私はどちらかというと「須藤は細木数子を作った男」という見方もできると思っています。
あの「信じたいけど信じきれない」という感情のざらつきが、人の心を読む力を彼女に与えたんじゃないかな……と。
そう考えると、須藤豊という人物の存在感が、ドラマの中でもうちょっと重く感じられてきませんか?
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まとめ
最後に、この記事でわかったことをざっくりまとめますね。
- 須藤豊は第3話から登場する不動産会社社長で、詐欺師として細木数子を借金地獄へ落とした人物
- 実在のモデルとされるのは「首藤守(本名・佐藤)」で、世田谷の不動産屋として実際に細木さんを騙した男性
- ただし「須藤のモデルは首藤」とドラマ公式が明言しているわけではなく、参考文献からの読み取り
- 細木さんが騙された件は実話ベースで、32歳のときに実際に多額の借金を背負ったのは事実
- 借金額は本人が「10億超え」と語っているが、実態は1億円規模だったのではという見方もある
- 中島歩さんが醸し出す「昭和の色男感」が須藤豊役にハマりすぎていて、SNSで「騙される」「沼」続出
- 須藤との出会いと裏切りが、細木数子を「人を信じる側」から「人を見抜く側」へと変えた転換点だったと考えられる
「騙した男のことを、こんなに熱く語ることになるとは」と書いていて自分でも思いましたが(笑)、それだけ須藤豊というキャラクターの引力がすごいということなんでしょうね。
中島歩さんの今後の活躍も含めて、引き続き目が離せません!


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