【磐越道バス事故】会社と学校の主張内容まとめ!どちらが嘘の証言をしているのか考察!

【磐越道バス事故】会社と学校の主張内容まとめ!どちらが嘘の証言をしているのか考察! 雑記

2026年5月6日の朝、福島県郡山市の磐越自動車道で起きたマイクロバスの事故。

北越高校(新潟市)の男子ソフトテニス部員20人が乗ったバスがガードレールに激突し、17歳の稲垣尋斗さんが亡くなり、後続のワゴン車を含む計21人が死傷するという痛ましい事故でした。

それだけでも衝撃なのに、事故後に浮かび上がったのがバス会社(蒲原鉄道)と北越高校の「主張の食い違い」。

どちらが正しいのか、嘘をついているのはどちらなのか——そのモヤモヤが気になって、この記事にまとめることにしました。

誹謗中傷ではなく、両者の主張を並べて整理するだけにとどめます。

でも正直、調べれば調べるほど「えっ、どういうこと…?」ってなる部分がたくさんあって(汗)。

一緒に見ていきましょう。

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磐越道バス事故の概要をおさらい

まず、事故の基本的な流れをざっと整理しておきます。

知っている方も多いと思いますが、後の「主張の比較」を読む上での前提になるので、サクッと確認しておいてください。

事故の基本情報

項目内容
発生日時2026年5月6日 午前7時40分ごろ
場所福島県郡山市熱海町高玉・磐越自動車道上り線
事故車両マイクロバス(レンタカー・白ナンバー「わ」ナンバー)
乗車人数部員20人+運転手1人
死亡稲垣尋斗さん(17歳)・死因は失血死
負傷バス乗員・後続車乗員を含む計20人(うち生徒5人が骨折などの重傷)
死傷者合計21人
搬送者26人(医療機関での確認後、症状なしとされた方を除いた死傷確定数が21人)

バスは緩やかな右カーブを曲がりきれず、まず路側帯の緩衝材(クッションドラム)に衝突。

そのままガードレールに激突し、稲垣さんは後部座席の窓から車外に投げ出されたとみられています。

バスの前方部は大破し、ガードレールが後部ガラスを突き破るほどの衝撃だったということです。

さらに後続のワゴン車(子ども4人を含む6人乗車)も別のガードレールに衝突し、複数台が絡む事故となりました。

そして問題は、この事故の「バスの手配」をめぐって、バス会社と学校の主張がまったく噛み合わないという点なんですよね。

蒲原鉄道(バス会社)の主張まとめ

蒲原鉄道(新潟県五泉市)は、北越高校の部活遠征などで以前から貸し切りバスを受注していた会社です。

事故当日の5月6日夜、茂野一弘社長らが会見を開き、レンタカー手配に至った経緯を説明しました。

レンタカーとドライバーの手配は学校からの依頼だった

蒲原鉄道の説明によると、北越高校の男子ソフトテニス部顧問から営業担当者に対して、こんな相談があったといいます。

「貸し切りバスは高い。できる限り安くしたいので、レンタカーを使いたい」

「ドライバーも紹介してほしい」

この言葉を受けて、営業担当者がボランティアとしてレンタカーを手配し、運転手の紹介も行ったというのが、蒲原鉄道側の説明です。

つまり蒲原鉄道の立場は「学校側の要望に応じて動いた」ということ。

あくまで学校からの依頼があったから動いた、というスタンスですね。

「知人の知人」を運転手として紹介した経緯

今回バスを運転した若山哲夫運転手(68歳・胎内市)は、蒲原鉄道の社員でも登録ドライバーでもありませんでした。

営業担当者が「知人の知人」として紹介した人物で、営業担当者本人とも直接の面識はなかったそうです。

茂野社長はこう語っています。

「レンタカーをというときは、基本的にはうちのほうでは受けない。ただ、営業担当が『いつもお世話になっているので、知り合いや知っている人がいれば紹介しましょうか』ということで受けたと聞いている」

さらに、レンタカーを法人契約で借りる際には、実際の運転手(若山哲夫運転手)の免許証ではなく、営業担当者自身の免許証を提示していたことも明らかになっています。

しかもこれが「今回だけではなく、複数回あった」というのだから…ちょっと待ってという感じですよね(汗)。

若山哲夫運転手の運転歴や事故歴については、蒲原鉄道は「把握していない」としていました。

北越高校の主張まとめ

蒲原鉄道の会見から1日後の5月7日夜、北越高校の灰野正宏校長が会見を開き、バス会社の主張を全面否定しました。

蒲原鉄道が「学校側の要望でレンタカーを使った」と説明しているのに対し、学校は真逆のことを言っているわけです。

レンタカーの手配も運転手の紹介も依頼していない

灰野校長のコメントはこんな内容でした。

「人数と場所と行き先をこれくらいなので、この形でバスの運行をお願いしたいと依頼した。レンタカーを手配してもらいたいとか、運転者を出してもらいたいということを言ったということは伝えていない」

要するに、「バスの運行をお願いした」だけで、レンタカーにするよう頼んだ覚えも、運転手を紹介してほしいと頼んだ覚えもない、ということ。

「金額の提示もしていない」「無断でレンタカーを使われた」という認識も示しています。

学校側は「バス運行を依頼した。外部の運転手やレンタカーではないと思っていた」というスタンスです。

見積もりも契約書もなかったことは認める

ただ、北越高校も全部シロかというと、そうとは言い切れない部分もあります。

会見の中で、バスの手配にあたって「見積もりも契約書も交わしていなかった」ことは認めているんですね。

口頭のやりとりだけで動いていた、ということになります。

また、部の顧問が学校に十分な確認をせず独自に判断・手配していたという「顧問への裁量の委ねすぎ」も問題として浮かび上がっています。

保護者説明会でも、業者の選定の仕方などに疑問の声が相次いだということで、学校の管理体制に対する不信感も広がっていました。

両者の主張が食い違っている点を整理する

改めて、バス会社と学校の言っていることを並べてみます。

争点蒲原鉄道(バス会社)の主張北越高校の主張
レンタカーの使用学校からの要望で手配した依頼していない。無断で使われた
予算を抑えたい発言学校側からあった言っていない
運転手の紹介依頼学校から依頼された頼んでいない
見積もり・契約書——(言及なし)交わしていなかったと認める

見事に真逆なんですよね、これが。

どちらかが事実と異なることを言っているという状況は、間違いありません。

ここで注目したいのは「契約書も見積もりもなかった」という点です。

書面がなければ、後から「言った・言わない」の水かけ論になるのは避けられません。

バス会社側が営業担当レベルで話を進め、学校側は顧問に一任していた——そのふわっとした関係性の中で、こんな悲劇が起きてしまった可能性があります。

「どちらが嘘をついているか」と断定するより、「どちらも詰めが甘かった」と見るのが現実に近いのかもしれないな、というのが私の率直な印象です。

なお、国土交通省北陸信越運輸局は5月7日、蒲原鉄道と、バスを貸し出したレンタカー会社に立入調査を実施しました。

道路運送法に違反するいわゆる「白バス」行為にあたるかどうかも視野に入れた調査が進んでいます。

捜査が進む中でさらに事実が明らかになっていくと思うので、今後の情報にも注目したいですね。

若山哲夫運転手が語った事故当日の状況

バスを運転していた若山哲夫運転手(68歳・胎内市)は、2026年5月7日に過失運転致死傷の疑いで逮捕されました。

取り調べでは、「速度の見極めが甘かった」と容疑を認める発言をしているということです。

「90〜100キロは出ていた」という証言の意味

若山哲夫運転手は取り調べに対し、「90〜100キロは出ていた」と話しているとのこと。

磐越自動車道の制限速度は基本的に100km/hですが、事故現場は緩やかな右カーブのある区間で、現場にはブレーキ痕がほとんど残っていなかったと複数の報道で伝えられています。

「曲がり切れなかった」という言葉も伝えられており、カーブ手前でブレーキをかけずに突っ込んでいった可能性が高いと見られています。

また、若山哲夫運転手は元々新潟県内の陸上界で長年コーチとして活躍していた人物で、事故前は胎内市の会計年度任用職員として市のバスを運転していた経歴があります。

「速度の見極めが甘かった」という言葉が、単純なミスなのか、それとも疲労や体調に起因するものだったのかは、今後の捜査を待つことになりそうです。

先導していた顧問の車とスピードの関係は?

ここで気になるのが、バスの前を走っていた「顧問の車」の存在です。

部活の顧問は、荷物運搬のために別の車に乗り、バスより前を走って先導していたと報じられています。

ネット上では「先導車がスピードを出していて、バスが追いかける形になったのでは?」という指摘も出ていました。

確かに、先導車がスピードを出していれば、後ろのバスも自然と合わせる形になることは考えられます。

ただ、この点については現時点で警察が公式に発表したわけではありません。

あくまで「可能性のひとつ」として見ていただく必要があります。

一方で、顧問がバスに同乗していなかったことも、この事故の背景として無視できない点です。

20人の生徒を乗せたバスに、引率の教員が誰も乗っていなかったというのは、事故後から振り返るとかなりの盲点で——(私が保護者だったら、それだけで怒りが込み上げてくると思います)。

保護者や世間が抱いた疑問と違和感

北越高校が保護者説明会を開いたところ、業者の選定方法や対応の流れなどに疑問の声が相次いだと報じられています。

ネット上でも、さまざまな声が出ていました。整理するとこんな感じです。

よく見られた声

  • 「なぜ正規のバスじゃなくてレンタカーだったのか」
  • 「顧問が一人で全部手配していたって、学校は知らなかったのか」
  • 「見積もりも契約書もないなんて、普通ありえない」
  • 「先導する車がいたなら、顧問はバスの走り方を把握していたはず」
  • 「68歳で無職の男性に、20人の生徒を乗せたバスを任せるって…」

どの声も、「何かがおかしかった」という直感から出てきているものだと思います。

特に「見積もりも契約書もなかった」という点は学校が認めている事実なので、管理体制への疑問が出るのは当然かもしれません。

現役教師からも「みんなやってた。背筋が凍りました」という声が出ているように(報道より)、同様のやりとりが他の学校でも行われている可能性があるという恐ろしさもあります。

今回の事故を機に、部活動の遠征における「バスや車の手配ルール」が全国的に見直されるきっかけになってほしいな、と心から思います。

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まとめ

今回の磐越道バス事故をめぐる、バス会社(蒲原鉄道)と北越高校の主張の食い違い——ここまで読んでいただいた方は、「どちらが正しいのか」をご自身でどう感じましたか?

この記事で分かったことを整理します。

  • 蒲原鉄道は「学校から費用を抑えたいとの要望があり、レンタカーと運転手の紹介を依頼された」と主張している
  • 北越高校は「バスの運行をお願いしただけ。レンタカーや運転手の手配は依頼していない」と全面否定
  • 両者が正反対の主張をしているが、見積もりも契約書も存在しないため「言った・言わない」の水かけ論になっている
  • 若山哲夫運転手は「90〜100キロは出ていた」「速度の見極めが甘かった」と容疑を認めており、現場にブレーキ痕がなかったことも判明
  • 顧問はバスに同乗せず、前方を別の車で先導していた。先導車の速度がバスに影響した可能性を指摘する声もあるが、現時点では未確認
  • 国交省が蒲原鉄道とレンタカー会社に立入調査を実施。道路運送法違反の「白バス」行為にあたるかどうかも捜査中
  • 学校側の業者選定や管理体制への疑問が保護者・世間から相次いでいる

正直言って、バス会社と学校のどちらかが「真っ黒」で「真っ白」という結論は今の段階では出せません。

それよりも私が感じるのは、「書面もなく、顧問ひとりの裁量で、素性も分からない運転手に20人の生徒を任せた」という構造そのものが問題だったんじゃないか、ということ。

責任の所在を明確にするのは警察と司法の仕事です。

でも「なぜこんな事故が起きたのか」の答えは、どちらが嘘をついているかよりもずっと深いところにある気がします。

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